-18kgに成功した私が考える、痩せ体質をつくる最強のダイエットサイクル
私は最大18kgの減量に成功し、1年経った今も少し増えたけどなんとか維持できています。
振り返ってみるとリズムが非常に大切で、成功しやすいダイエットサイクルがあることに気が付きました。
1.最初の3か月
とにかくやる。死ぬ気でやる。
↓
2.次の1か月
お休み。維持期。食事に気を付けつつ2kgまでの増量は良しとする。
↓
3.次の1か月
最初ほどは厳しくせずちょっと頑張る。
↓
4.2と3を繰り返し続ける
これが私の考える鉄板ダイエットサイクルです。
一つひとつ見ていきましょう。
1.最初の3か月
とにかくやる。死ぬ気でやる。
「ダイエットしよう!」と思い始めたあなた。きっとやる気に満ち溢れているでしょう。そのやる気があるうちに死ぬ気で駆け抜けちゃいましょう。
もうとにかくがむしゃらになんでもやってください。食生活の見直しや運動、エステに行ってみてもいいです。とにかく痩せそうだと思ったことはなりふり構わず全部やってください。そしてダイエットに全てを捧げる勢いでやってください。
なかなか結果が出なくてイライラするかもしれません。
でもとにかく3か月は続けてください。
3か月後の自分を想像し、また今の自分から抜け出したいという強い意志を持ってやってください。
強い意志が何より大事です。
一流のアスリートが過去に出会った天才を紹介する、みたいなTV番組があると思います。誰もが「あいつは天才だった」というような人って、大体成功してないです。
それより才能はなくても強い意志を持って日々練習を続けられる人が何より強いのです。
3か月は本当に苦しいと思います。
そして全力で走り続けられる、体に負担をかけられる限界の期間だとも思います。
全力疾走の期間は3か月で終えてください。
2.次の1か月
お休み。維持期。食事に気を付けつつ2kgまでの増量は良しとする。
3か月走り切ったらここでお休みしましょう。
3か月走ればきっと体は変わっているはず。これまで頑張ってきた自分を盛大にほめたたえましょう!
この3か月、運動や半身浴など自分の時間を費やしてきたと思いますが、それを3分の1の時間まで減らします。例えば毎日1時間運動していたとしたら、それを20分にします。または毎日運動していたものを週2~3回まで減らしてください。
物足りないと思うかもしれませんが、長くダイエットを続けるためにはきちんと心と体の余裕をつくることが大切です。
ただ、食事は引き続き健康的なものを摂るようにしてください。ここでジャンクフードばかり食べるようになってしまったらだめです。
ただ基本の食事はヘルシーにしつつ、自分の好きなものも少しは食べてください。我慢をずっとし続けることは無理です。ストレスが溜まっていつか爆発します。
私はポテトチップが好きなので、お休み期には週1回今も必ず食べています。
この「いつでも食べられる」という心の余裕をつくることが大事です。
3.次の1か月
最初ほどは厳しくせずちょっと頑張る。
休息の1カ月が過ぎたら、少しダイエットを意識した生活に戻しましょう。1の厳しいダイエット期の半分の感覚で充分です。
食事は健康的なものを意識して、この1カ月はお菓子などは我慢しましょう。
運動も少し意識して取り組みましょう。
この期間で大事なのは、「自分はダイエットしている」という感覚を取り戻すこと。
2の期間が続くと、ついついまた太っていた頃の習慣に戻ってしまいます。
だから健康的な生活を思い出し痩せ習慣を固定化するために少しダイエットを意識した生活をします。
4.2と3を繰り返し続ける
2と3を繰り返し続けることによってリバウンドを防ぐことができます。
2のお休み期間で精神的な余裕を取り戻し、3のゆるゆるダイエット期間で痩せ生活を思い出すのです。
太っていた人は意識していないとすぐに元の太っていた生活習慣に逆戻りしてしまいます。だからこのサイクルを繰り返すことによって少しずつ自分の生活を楽に痩せ習慣に近づけることができるのです。
1でおそらく大幅な減量に成功すると思いますので、この時点で「ま、あとはゆっくり落としていけばいいや」と心の余裕ができていると思います。
こうした心の状態を作れることもこのダイエットサイクルの良いところです。
これまで何年もダイエットに挑戦しては失敗していた私ですが、このサイクルはかなり成功率が高いと実感しています。
最初の3か月はとにかくつらいですが、ここをなんとか乗り切りましょう。そのあとはかなり楽です。
もともと太っていた人にとって怖いのはまた元の生活習慣に戻ってしまうこと。私もまだ維持期間が1年くらいなので、2~3のサイクルは5年は必要だと思っています。痩せた人の生活習慣が完全に自分のものになるまで繰り返し続けます。
そして最終目標は2と3の境目がなくなること。特に意識しなくても常に健康的な習慣が身に着くこと。お菓子を食べたいと思わなくなること。ジャンクフードを欲しなくなることです。