【本紹介】いつまでもデブと思うなよ <大幅減量向け>
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数年前に「レコーディングダイエット」を流行らせた本です。
食事を記録することでカロリーをコントロールしていくもの。
実際に著者の岡田斗司夫さんは1年間で50kg痩せたとか。
この本に書かれていることはいたって簡単。
食べたものを記録していくだけ。
ただ、その記録方法に段階があってそれが結構大事だと思う。
なるほどね! と思うことが多々あり、
この本の通りやっていけば、無理なくストレスも少なくダイエットが可能になると思う。
この本の素晴らしいところは大幅減量に特化しているということでしょうか。
まず、どうして巨デブになったのかという心境をよく表現していて、それがどうやって痩せられたのか、痩せるとどういう現象が起こるのかがリアルに描かれています。
著者が巨デブ出身だから本当に説得力があるんです。
よくある「お医者さんが教える!」とか他人事ではない。そもそもそのお医者さんはもともと痩せてるし、人の体を見てそう言っているだけなんだから。
特に印象に残ったのは、
「デブな人はデブになる努力をしている」
っていうこと。
太りたくないのに太っちゃう。
痩せる努力をしているのに太っちゃう。
そんなことはありえんのです。
本の中で紹介されていた例として、
満腹レベルが0~10あるとして
0:空腹で動けない
10:お腹いっぱいではちきれそう
という感じ。
普通の痩せてる人は、レベル2~3の「ああ、お腹空いたなあ」とお腹がグーグーなりだしてから食事をとる。それまでは特に食べ物を欲しない。そして6~7くらいまで程よく食べる。
それに引き換えデブはレベル5~6の「少し胃袋にすき間ができた」時点でまた10までパンパンに食べ物を詰め込む。すき間ができたら埋めなければいけないと思っている。
こういうのがデブになる努力なんです。
これを読んで過去の自分に当てはまることが多すぎて、ああ、そうなの、そうなのと首を縦に振りながら読みました。
そしてデブからダイエットしていく過程においての心理状態も本当に分かりやすく描かれているから、この本の通りやれば本当に痩せられると思った。
ダイエットって習慣化してしまえば食に対する考え方も変わってくるので、どんどん楽になる。
だからこの本の通り「記録」を習慣化してしまうことで、あれ? いつの間にか痩せてる? って状態も夢じゃない。
大幅減量したい人にはかなり有効なダイエット法だと思うのでぜひ読んでみることをおすすめします。そんなに長い本じゃないからすぐ読めちゃうよ。