食べるの大好き・筋トレ嫌いな人が18kg痩せたワケ

健康体を目指して18kg痩せました。アラフォーだし痩せづらい体質の私が、もがきながらやってます。

私が2回の大幅減量に成功した理由を考えてみる

なんでダイエットがうまくいくのか、うまくいかないのか、その違いってなんだろうなとずっと考えていた。

みんな「痩せたい」という気持ちは同じ。みんな真剣にやっている。なのに、成功する人としない人がいるってどういうことなんだろう。

私がダイエットに成功した時のことを振り返ってみようと思うのでちょっとどうでもいい話になるかもしれませんがおつきあいください。

まず私が大幅減量に成功したのは、24歳くらいの時。当時片思いをしていた人がいて、でも彼は私に気がなくてという状態。どうにか振り向いて欲しかった。メールしてみたりデートに誘ってみたりと今考えるとすごいうざい女だったんだけど、当時の私なりにがんばっているつもりだった。

そんなときに、キャバ嬢をやっていた友人にそのことを相談した。こんなにがんばっているのになんで振り向いてくれないの? なんでデートに行ってくれないの? と。すると彼女はキッパリ言ったのだった。

「いやちょっとまて。彼にもさ選ぶ権利があるよ。より美しいものを選ぼうとするのは当たり前じゃない?」

今考えると、友達とは思えないほどすごいひどい言葉を浴びせられている。笑うw
でもその瞬間に私は目覚めてしまった。
「その通りだ……美しいは正義……」
その時に私は人生初めての本気のダイエットを決意した。

当時私は63kgくらいだったと思う。ファッションは好きだったけども、独特なものが好きで(チチカカとかエスニック系だったり、蛍光のものとか)男ウケとは無縁の生活をしていた。それでも彼氏がいた時期があったしそれで良いと思っていた。

だけど美しくなると決めた瞬間、世の中に素晴らしく美しい人々がたくさん存在することに気がついてしまった。目が覚めたのだ。

するとまずは自分の体型をどうにかしなければいけない。私は食事制限により3ヶ月ほどで50kgまで急激にダイエットをした。

結果、今思うと結構美しくなったと思う。男性が好きそうなファッションを心がけスカートをはくようにし、化粧も工夫した。するとちょっとモテるようになったし自分に自信がついた。結局その片思いの彼にはこっぴどく振られたけども、別の彼氏ができた。


さて、人生2度目の本気のダイエットとなった今回。このときのダイエットしようと思ったきっかけは病気だった。

不正出血が続き、ある時生理以外の時にあり得ない量の出血があった。外出中だったのでズボンが血だらけになった。どうしようもないので血だらけのまま近くのしまむらに飛び込んで着替えのズボンを買って履き替えた。

さすがにおかしいと思い病院に行くと大きな子宮筋腫がお腹にいくつもあった。さらには子宮ガンの検査も疑陽性という結果が出てしまった。

その結果を知らされた時にまず思ったのは「私の体、今までごめんなさい」だった。
ここまで不健康な生活を続け、いためつけて本当に悪いことをしたし、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

そのときに再び私は目覚めてしまった。
「健康になりたい」

そこから今回の18kgのダイエットがはじまり、今も健康になるべくダイエット中である。


さて、ここでこの成功した2回のダイエットについて、なんで成功したのかを考えてみると、ここに共通点があった。

「なんとしても達成したい」

この思いだ。

1回目は「彼に選ばれるほどの美しさが欲しい」だった。
2回目は「病気になるほどの不摂生を改めて健康な体を手にいれたい」。

彼に振り向いてもらうには絶対に痩せる必要があると信じていたし、健康な体になるには痩せる必要があった。つまり、痩せる以外に選択肢がなかったのだ。これって超重要な気がするのよね。

痩せる以外に道がないと思いこむことによって、退路を断つ。「太ったままでいる」という選択肢がないのだ。
だからなんとしても痩せるための作戦を自分でものすごい考えるし、努力もできる。

あなたの痩せる目的を今一度考えてみて欲しい。
なぜ痩せたいのか? それはどうしても痩せなければいけないのか? 痩せてどうしたいのか?
思いが強ければ強いほど、成功が現実となる。

逆に、痩せなくても支障のない人は、それで良いのだ。今痩せる必要がないと心のどこかで判断しているのだから。痩せる必要がないというのは、とても幸せなことだからそれで良いと思う。

でも、やっぱり痩せたいという人は、もう一度自分がなぜ痩せたいのかを考えてみてほしい。
そして痩せた先に何をしたいのか、どういう自分になりたいのかを強くイメージしてみて欲しい。


考えてみよう!
・あなたはなぜ痩せたいのですか?
・あなたは痩せて何を実現させたいのですか?
・それは本当に必要なことですか?
・今のままでそれを実現することはできませんか?