【本紹介】最後のダイエット
今日のおすすめ本の紹介は
最後のダイエット/石川 善樹
ダイエットをやる気や根性の力に頼ると、大抵失敗します。
これは自分の経験上もそうだし、人間ってそもそもそういうものだから。
普通にしてたらより楽な方、楽な方へ流れてしまうっていうのはもう仕方ない。
それはあなたのせいじゃなくて、人間がそういうものだから。
だから「ああ、また今日も食べすぎてしまった!」って自分を責めるのは何の意味もありません。それどころか自分のことが嫌いになってマイナスです。
ダイエットに必要なのは、
どうしたら自分は食べすぎないのか
どうしたら適度な運動できるのか
を考え、仕組み化することなんです。
そこにやる気は全く必要ないです。
例えばお菓子をどうしても食べてしまう場合(私もそうです)、
まずは、
どういうときにお菓子を食べちゃう? って考える。
私の場合は、仕事帰りにコンビニに寄ってお菓子を買って家で食べちゃう。
この場合は「帰りにコンビニに寄らなければいい」。
そしたらお菓子は必然的に食べられない。
そして、なんで帰りにコンビニに寄りたくなっちゃうの?
と考える。
この場合は、帰りに小腹が空いているから。
じゃあ、帰る前におにぎりを食べてしまえばいい。
そしたら小腹が空かない。お腹が満たされればお菓子もそれほど食べたくならない。
これは一例なんだけど、こういう風に、あの手この手で自分の行動パターンを把握し、先回りしてしまうことが大事なんです。
この本はこういったやる気に頼らない方法とか考え方、あらゆるTIPSが詰まった本なんです。すごくためになります。
そして体重を減らすための計画の立て方も紹介されていて、さらに目標達成のためのサイトが紹介されているのですが、これがまた非常に参考になります。
例えば3か月で5kg痩せたいと目標を立てたとすると、そのために私が何をすれば達成できるのか、具体的な方法の例を提示してくれる。あとは淡々とやるだけ。
私はこの本に書かれていたことを実際に実行していたことも多かったし、「そうそう!」というおさらいになったので読んでよかったなあと思います。
これからダイエットを始める人やダイエット中の人に、ダイエットへの向き合い方や振り返りとしてとってもおすすめです。