【私の失敗談】ひたすら食い続けてしまう地獄
私は生まれてからアラフォーの今までずっとダイエットをし続けているといっても過言ではありません。
その中でもう本当に数々の失敗をしてきましたので、その中の一つをご紹介します。
朝たくさん食べて夜少なくすると良いって聞いたから……
朝たくさん食べて、昼はぼちぼち、夜は少なく、というダイエット法。
良く聞くアレです。
朝は内臓を起こすために、また活動量の多い昼までの間はたくさん食べても太りづらい。そして太りやすい夜は食事量を少なくすると痩せる、ということらしいです。
もっともだな、ということで私もこれに早速取り組みました。
朝からパワー全開
まず、朝起きたらたくさん食べていいのでたくさん食べます。
トースト2枚とカフェオレ、ウインナーと玉子焼きも食べます。朝はたくさん食べていいというのでお菓子も食べます。
もうこの時点でおかしいと気が付いた方も多いと思いますが、私の中で朝は「たくさん食べていい」時間なので、「たくさん食べていい=何を食べてもいい」と変換されています。デブ脳ですね。
食事量に注目して肝心の食事内容を気にしていなかった私
さあ、昼の時間がやってきました。
いつもの通り会社の近くのコンビニでお昼ご飯を買ってきます。ぼちぼちの量というと、おにぎりとカップラーメンです。男子高生かよ、という突っ込みがあるかと思いますが、当時の私は本当にこの量がぼちぼちだと思っていました。炭水化物祭り。
まあ実際それほどお腹がいっぱいにはならないので、質量的にはぼちぼちなんです。
確かに少しの量ではあるけども
そして夜。
ここは「少し」にしなければなりません。
当時私は仕事が夜遅く終電までかかってしまうブラック企業にいたので、夜ごはんも会社で食べていました。昼に続き夜もコンビニです。
おにぎりとちくわを買い「少し」にしたつもりになっていました。量としては確かに少しですが、1日の食事を振り返るとほぼ炭水化物しかとっていないという恐ろしい食事内容です。
深夜の食べ放題タイム
さて、仕事が終わりました。
ブラック企業なので終電で帰り夜12時過ぎに最寄り駅に降り立ちます。
ここで恐ろしい時間がやってくるのです。
分かってもらえるかと思いますが、仕事終わりって一番食欲が爆発する瞬間です。一日が終わって精神的にも解放され、お疲れさま~と自分にご褒美をあげたくなります。毎日朝から晩まで仕事をして12時過ぎに家に帰る日々で、私の楽しみと言ったら帰りにコンビニに寄ることしかなかったのです。もうこれはもはや習慣として染みついていました。
気が付くと手にはかつ丼とサンドイッチが。
「ま、今日は夜軽くしたし、明日から夜軽くして帰りにコンビニ寄らなければ大丈夫」という甘い考えで深夜1時近くにかつ丼とサンドイッチを食べてしまいます。
まあ薄々分かると思いますが、もちろん次の日も夜コンビニに寄って帰るわけです。冷静に考えると、結局一日を通してひたすら食い続ける地獄に陥っています。
こうしてダイエットしているつもりが、逆に体重が増え続けていくという不思議な現象が起こるんですね(全然不思議じゃないけど)。
この時の失敗の原因は、
未来の自分に期待しすぎていること。
「夜軽くするから」という言い訳があるから朝安心してたくさん食べる。
「夜の私ががんばってくれるから」という過信からくるものですね。
未来の私に全責任を押し付けて、今の私は甘えて過ごしてしまうんです。
未来の 私も今の私と変わりません。突然食欲を抑えられるということは不可能です。
今がんばれないことは未来もがんばれない。
自分に合ったダイエット法に取り組むこと
それではどうしたらいいのか? という話ですが、まずは自分を理解すること。
私の場合は夜にどうしても食べたくなってしまうので、そういう自分のクセを理解してダイエットに取り組まなければなりません。
一日のサイクルや思考をしっかり把握しなければ、どんなに素晴らしいダイエット法を真似したって自分のものにはなりません。
夜たくさん食べていいダイエットは割と成功した
この後反省した私が取り組んだのは、夜にたくさん食べるダイエットです。
朝はもともと食べていなかったので、朝食はなし。
昼ごはんは我慢して春雨ヌードルだけ。
昼は自分のデスクで食べることが多く、人の目があるので割と食欲を我慢できます。
そして夜にたくさん食べられるから、今は我慢しようという気持ちでがんばれます。
そして昼食を軽くすると眠気やダルさがあまりないので調子も良かったです。
昼にコンビニに食事を買いに行って誘惑に負けてしまうことを避けるため、この春雨ヌードルは買いだめしておきます。選択肢がそれしかない状態にしておくことで「本当はスパゲッティ食べたいけど、まあしょうがない」という気持ちで春雨ヌードルで乗り切れます。そして食べてみると結構満足することが多かったです。
それまで夜にデスクで食べていた夕食も、仕事が終わるまで我慢します。
そして仕事が終わってパラダイスの時間がやってきます。
「何を食べてもいい」と自分に許可を出し、好きなだけ食べます。
とはいえ胃の容量には限界があるので「あれもこれも食べたい!」と思っていてもそれほど食べられないので、1日の総摂取カロリーを考えると、圧倒的にこちらの方法が少なく済みます。
やってたことは俗にいう一日一快食ダイエットですね。
これは割とうまくいって、この時は10kgくらい痩せました。
(しばらくキープしていましたが、昼食をもとに戻したらリバウンドしたことは内緒)
まずは自分の習慣、思考のクセを知ろう
この経験を通して言えることは、世の中のダイエット法を鵜呑みにせず、まずは自分のことを知る時間を持つということ、自分にフィットしたダイエット法を試すことが大事だということです。
私の失敗談は腐るほどあるので、また紹介できたらと思います。