お肉も白米もお菓子も食べ放題、運動もしなくていいというダイエットの幻を見た
いや、またリバウンド沼にはまるところだった。
あぶねえ。
私はダイエットをしているはず。
なのに。
不思議なことが起きてしまった。
「白米も肉も食べていい。夜はジュースを飲んでいい。どんだけ食べても運動も筋トレもしなくていい」
という謎の理論が出来上がってしまいそうになっていた。
昨日の夕食を紹介しよう。
夜にファミレスでハンバーグとチキン南蛮、ライスを食べた。
ドリンクバーではいつもならコーヒーかお茶のみだったところ
ココアやらオレンジジュースやら砂糖のかたまりの飲みものばかりをがぶがぶ飲んだ。
そしてそのあとポテトチップまで食べた。
暴飲暴食の極みである。
ダイエット中にも関わらず。
実際、昨日一日だけで2kgも太ってしまった。
どうしてこんなことが起きてしまったのか。
先日「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読了した。
全てその中に書いてあったことなのである。
読んだことある方はそんなこと書いてあったか? と思うだろう。
書いてあったけども、そんなことは書いてなかった。
以下、そのからくりを記そう。
「白米を好きなだけ食べていい」
→実際に書いてあったのは、夜に少量の炭水化物を食べると質の良い睡眠が得られるということ。
「肉も好きなだけ食べていい」
→質の良い牛肉かラム肉を昼食に食べる。赤身を食べるということ。
ハンバーグなどの加工肉や揚げ物はもちろんダメ。
「ジュースを飲んでいい」
→夜はカフェインを摂らないこと。睡眠の質が下がる。
「運動しなくていい」
→週一回のインターバルトレーニングで十分。
ただし、食事と睡眠の基礎をしっかり守ることが重要。
こういったワケだ。
つまり私は本に書いてあることのうち、自分の都合の良いところだけを抜き取って実践してしまったのである。
しかしこれって、結構みんな陥りがちなことなのでは?! と思って書いてみた。
例えば炭水化物抜きダイエット。
これだって、いくら炭水化物を抜いても脂身の多い肉を毎日1kg食べていたら太るだろう。
人間って弱いのだ。
ダイエットを頑張っているつもりが、いや、頑張っているからこそ、自分が楽になる方法を探している。
逃げ道はないか。
このつらい道から解放される理由はないか。
理想を追求する場合、はっきりいって完全に楽な道はない。
残念ながら、どの道をいっても多少は頑張らなければならない。
だから、自分に合ったダイエット方法を見極めて実践していくしかない。
運動が好きなら、ジムに通う。
料理が好きなら、ダイエットレシピを実践する。
なんでも食べ放題、運動もゼロ、なんていう道は絶対にないのだ!!!
と、自分に言い聞かせて今日からまたダイエット頑張ります。