食べるの大好き・筋トレ嫌いな人が18kg痩せたワケ

健康体を目指して18kg痩せました。アラフォーだし痩せづらい体質の私が、もがきながらやってます。

【本紹介】ジョコビッチの生まれ変わる食事

今日の本紹介はこちら。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

プロテニスプレーヤーのジョコビッチの思考や食事法が書かれた一冊。

これね、結論から言うとすごく良い本だった!

 

まずジョコビッチがいつも「ここぞ」というときに力を発揮できず体の不調があったこと。そして寝ている時以外ほぼ運動しているのに余分な脂肪がついていたこと。

こういう悩みがあったそうだ。

 

そんなあるときジョコビッチの試合を見た医師との出会いがあり、小麦を断つ生活をしてみたところ劇的に体調が良くなり試合でもしっかり最後まで力を発揮することができるようになったとか。

 

この本ではまず自分の体質を見極め、炎症を起こさせる物質を14日間排除してみることをすすめている。ジョコビッチの場合はそれが小麦だったそうだ。

 

その簡易的な検査方法は以下の通り。

 

右手を横に伸ばし、左手をお腹に当てる。右手を誰かに上から押してもらう。通常の状態だと抵抗できる。

例えばパンをお腹の前で持って、同じ状態で右手を上から押してもらう。力が入らず抵抗できなかったら小麦アレルギーがあるかも。というもの。

 

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Oリングテストみたいなものかな

体が自然と反応するって面白いよね。これはやってみる価値がありそうだ。

 

 

そしてこの本の何がすごいって、食事に対する向き合い方。

彼は食事をするとき以下のことを徹底しているそうだ。

・食べ物は体と一体になるためにある。
・食事が肉体とどのようにつながってほしいか明確に指示を与える。
・明るい気分で食事をする。食事中には暗い気分になるTVを観ることは絶対にない。
・量ではなく質を求める。

 

特に2番目の「食事が肉体とどのようにつながってほしいか明確に指示を与える」ってすごくいいなと思った。

例えばお肉を食べる時だったら、自分の体に「今から肉を食べるから、血や骨、筋肉を丈夫にしてくれ」と指令を出しながら食べるのだ。

これを読んでから、無駄な食事を考えるようになった。

例えばお菓子だったら、体にどういう指令を出したらよいのかわからないのだ。

「はて? 私は何のためにこのお菓子を食べるのだ? 体になんの良いことがあるのだ?」と我に返ることができる。

 

一つひとつきちんと意味を考える。食べるということを真剣にするのはすごくいいなと思った次第。

 

でもテレビやスマホみながら食事はしちゃうからこれはなかなか難しいなあ。

世界のトップアスリートはやっぱり次元が違うけど、「目からうろこー!」な部分がたくさんあったし、彼の前向きな思考方法がすごく気持ちよく読めたのでおすすめしたい一冊。