本を1日3冊読めるようになった私が分かった、本を速く読む速読のコツ
これまで月に5冊程度の読書量だったのだけど、急に「このままでは知識量が増えていかない!」と焦ったので先月は50冊の本を読了することを目標に掲げた。
掲げたはいいものの1日1冊も読めなかった。焦りつつも「ま、なんとかなるでしょ」と思っていたら月の半分を過ぎてしまった。
恐る恐る、50冊を達成するには日に何冊読めばいいのかを計算してみたところ、1日あたり3冊弱読まなければいけない計算になってしまった。
どうする? あきらめる?
でも自分で目標に掲げたことはやり遂げたい。なんとかもがきながら1日の目標量を読むまでは家に帰らない! と決めて徹底的に向き合い、なんとか50冊達成できた。
この経験で私がつかんだ速読法「本を速く読むコツ」をお伝えしたい。
本を速く読むコツその1
速く読む努力をする
えっ、そのままじゃんと思うかもしれない。でもちょっとがんばって「速く読む意識」をしてみてほしい。それだけで読むスピードが全然違うはずだ。なんとなく読むんじゃなくて意識してみる。
本を速く読むコツその2
頭の中で音読しない
字を読んでいるだけと思っていても、実は頭の中で音読しているケースが多い。そうすると頭の中で話せる(聞き取れる)スピードでしか本を読むことができない。このスピードを超える必要がある。
コツその1と被るけども、とにかく速く読むという意識をして、目を高速で動かす。すると話すスピードに追い付かず目だけで読むことになる。
目だけで読むとどういうことが起きるかというと、理解は後からついてくる。目に文字情報だけを高速で取り込み、そのあと意味がじんわり分かってくるという感覚だ。
本を速く読むコツその3
思い切って読み飛ばす
これは小説などでは使えない手だけども、私が主に読んだ自己啓発本では本題のほかに、その本題を肉付けするたとえ話やエピソード、著者の生い立ちなど、読まなくても良い部分が入っていることが多い。本を読んでいるうちに「あ、ここからはいらないエピソードだな」というのがなんとなく分かってくる。そういうところは思い切って読み飛ばしてしまう。著者の自己満足に付き合っている時間はない。
本を速く読むコツその4
知っている部分は読み飛ばす
私は主にダイエットの本とお金の本を読んでいたのだけど、同じジャンルの本を読んでいると「うん、知ってる」という部分が増えてくる。主張が被っていることが多い。きっとその道をつきつめると同じ結論になることが多いと思うので当然。同じ結論を色んな人が色んな角度から説明しているのだ。
同じことを二度読んでも時間の無駄なので読み飛ばす。
本を速く読むコツその5
自分のレベルに合った本を読む
自分が理解できそうだなという本を読む。例えば私はお金の本をたくさん読んだけども、お金の勉強は何もしてこなかったので主に「お金ってなに?」「お金を増やすには?」みたいな初心者向けの本を多く読んだ。わかりやすくてなるほどね、と思えるような本ばかりだった。ある日本屋で「金融工学の本」みたいなのを立ち読みしてみたらチンプンカンプンで全く理解できなかった。
自分のレベルに合った本でないと何度読んでも全く頭に入ってこない。
自分の理解できる範囲か少し上までの本を読もう。
以上が私が日に3冊程度は読めるようになったコツです。でも結局は速く読むには速く読もうとする、速く読むことに慣れるということしかないと思うので、たくさん量をこなす必要があると思います。
私もまだまだ知識を増やしていきたいので、これからも本を読み続けてどんどんスピードを上げられるように努力します。