場所と行動のイメージを利用すれば筋トレもうまくいく
お風呂で食事をとってください。
キッチンで筋トレしてください。
駅のホームで熟睡してください。
えっ、無理!
という感じですよね。
場所のイメージと行動はなかなか根深いと思っている。
お風呂はゆっくりリラックスするところだし、キッチンは料理をするところであって、それ以外をするってなかなか心理的ハードルが高い。
「今日は家に帰ったら筋トレするんだ!」と思っていても、
あなたにとって「家=リラックスしてゴロゴロする場所」だったら、なかなかそのイメージを超えて筋トレをすることは難しいのです。
だって家という場所は頑張る場所じゃないってもう頭に染みついちゃってるから。
もしあなたが家で運動をがんばりたい、筋トレをしたいと思っているなら、ちょっとしたこういうイメージを逆手にとった方法があります。
それは、「ここは筋トレするところ」とスイッチが入る場所をつくっちゃうこと。
私も家で筋トレをしたいと思いながらできずにいて、どうしたもんかと悩んでいました。
その時通っていたパーソナルトレーニングのトレーナーに「家に専用スペースを作っちゃうといいですよ」と言われ、実際にリビングの一角にヨガマットを敷いてダンベルを置いて、ストレッチボールを置いただけの簡易筋トレスペースを作りました。
畳一畳分の小さなスペースだけです。
ところがこれが効果絶大で。
家に帰ったら、とりあえず筋トレしたくなくてもヨガマットの上に座ってみる。
すると、まあ、1回くらいならやってみようかな……という気になってくる。そして始めてしまえばこっちのもの、ノルマをクリアできることが多くなりました。
そしてだんだんと「ヨガマットスペースは筋トレする場所」というイメージを自分の頭に植え付けて染み込ませていく。すると家に帰ってヨガマットが目に入るだけで、しょうがない、やるかあ、という気になるのです。
やりたくない日もあるけど、とりあえずヨガマットに座ってみるのが大事。するとなんか筋トレしないことが気持ち悪く感じて始めちゃう。
お風呂入って「シャワー浴びないでください」って言われても、なんかソワソワしちゃうよね。それを同じような感じかな。
全てにおいて共通するけど、習慣化してしまうことが何より強いし楽に続けられるんだよね。とにかく毎日やる。筋トレしたくなくてもとにかくヨガマットスペースには座ってみる。ヨガマットがなかったらバスタオルでもなんでもいいから、リビングでもちょっと特別スペース、みたいな雰囲気を出せるようにしてみてね。
私も夏に向けて素敵な体になりたいから一緒にがんばりましょう!