【本紹介】アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
赤羽雄二
私は今年3月を読書月間として月に50冊を読んだ。
この時はドヤ顔で記事を書いていた。
達成感があったしたくさん読んで知識がたくさんついたぞ! と思っていたのだが、で、何を学んだの? と言われると全く思い出せない。
あー読んだ読んだ。
……で、内容なんだっけ?
という、「はて、ばあさん。今日の夕飯はなんだったかいのう?」という状態になっている。
せっかく時間を費やして読んだにも関わらず、すべてが無駄に思えた。絶望。
もっと読書した知識を生かしたい、自分のものにしたいと焦っていた。
そんな時に本屋で目に留まったこの本。
結論から言うと、最高に素晴らしい本だった。本当に読んでよかった。読まなかったらこれからも読書の量ばかり増えて身にならずにうんちとして外に出ていくばかりだったであろう。
以下、ほお~と思った部分を少し紹介する。
読書は絶対必要
今はインターネットでも情報があふれているので、本を読まなくても情報が得られる時代。だけど読書は絶対必要だと言っている。
インターネットの情報はスピードはあるので流行を追ったり最新ニュースを見るのには最適。だけど深さがない。
深い知識、専門的な知識を得るには読書しかない。
だから読書は絶対に必要。
時間は絶対つくれる
読書は一日30分で十分。この読書時間を確保するために一日の時間をどう使うか考える。
例えば昼休み。同僚とランチをダラダラ食べたり、食事の後におしゃべりをしたりすることをやめる。
通勤時間の電車の中で読書をする。または読書ができなければ他のすべきこと(メールチェックやニュースのチェックなど)を済ませて時間を確保する。
そんなにたくさん読む必要はない
月に4冊程度で充分とこの本では言っている。
これは薄々感じていて、読書をしすぎても良くないなと思っていた。
なぜなら読書をするだけで「良いことをした気になってしまう」からだ。また本の中の世界だけに閉じこもってしまう。
ある程度までの読書量は必要だけど、一定量を過ぎたらアウトプットに注力すべき。
アウトプットの方法
・講演
・ブログ など
得た知識を自分のフィルターを通してアウトプットすることで、さらに知識がクリアになる。
読書の方法
本は借りるのではなく購入すること。マーカーをひきながら読むこと。心に残ったこと、大事だと思ったこと、真似したい言い回しなど。
そして半年後に読み返すことが大事だとも言っている。読み返す時間がもったいないなと思ってしまったけど、確かに復習することでより心に刻まれるだろうなと思った。
本を読んでやることをチャレンジシートに記す
チャレンジシートを作成し、本を読んだことを無駄にしないようにする。
・本を読んだ目的
・読んでよかったこと
・自分は今から何をするか
・3か月後には何をするか
そういえば仕事で外部の勉強会や研修に参加した際には、ミーティング等でシェアし、その中から具体的になにを生かしていくかを宣言するということをやっている。これをプライベートでもやるということなのだな。シンプルなことだった。
以上、今日から早速読書の仕方が変わった、私にとって重要な本だった。
この本についてのチャレンジシートも作成し、半年後にまた読み返そうと思う。
読書をしたいと思っている人、読書をせっかくするなら最大限生かしたいと思っている人にとっては本当に素晴らしい本だと断言する。絶対読んだ方がいいぞ。