食べるの大好き・筋トレ嫌いな人が18kg痩せたワケ

健康体を目指して18kg痩せました。アラフォーだし痩せづらい体質の私が、もがきながらやってます。

過食にメンタルを左右されない

ダイエットの一番の敵は

「もうどうでもいい」だ。

これは間違いない。

 

ずっとがんばってきた。

夜8時以降食べない。

夜は炭水化物食べない。

ジュースは飲まない。

 

そんな生活をなんとかがんばって定着させてきた頃、どうしても外せない飲み会の約束が入ってしまう。

がんばっている生活を続けている人には必ず降りかかる試練だ。

「断る」という選択肢があったらどんなに良かったことか。

 

そして飲み会当日。

今日はウーロン茶とお刺身、サラダだけにしよう。

でも目の前に並ぶおいしそうな料理の数々。

から揚げ、ポテトフライ、ピザ……。

一口だけならいいよね。

そして一口食べたら最後、気が付いたらデザートのティラミスまで食べていた。

 

ああ、せっかく今日までがんばってきたのに。

もう全部台無しだ。

自分のバカ。なんて意志が弱いんだ。

やっぱりダイエットなんて無理だったんだ。

今日食べちゃったんだから、

もうカレーライス食べたって、クリームパスタ食べたっていいよね。

 

こうやって小さな「もうどうでもいい」のほころびから、大きなリバウンドへつながっていっちゃうんだよね。

私も何度も経験してきたし、今もそうだから痛いほど分かる。

 

この「もうどうでもいい」状態の私なりの乗り越え方を紹介しましょう。

 

「忘れる」

 

これがいい。

「食べてしまったことを忘れる」だ。

 

えっ、何それ。ダメなやつじゃんと思うけども、

これがいいんですよ。

 

どういうことかというと、

ダメな自分を受け入れ「ま、そういう時もあるよね。知ってる」

って動じないことだ。

つまり、食べちゃうこともあるってことをあらかじめ想定しておく。

 

ずーっと常に正しい食事を続けられる人ってきっといないよね。

避けられない飲み会もあるし、どうしてもケーキが食べたくなることももある。

私の場合はポテトチップが大好きなので、食べない生活なんて考えられない。

 

ダイエット初期の時って、自分を過信しすぎてる。

きっと私は毎日サラダを食べる。

きっと私は毎日運動するんだ。

いや、それできてたらすでにあなた痩せてるから。

 

だから、絶対ダメな自分が出てきちゃうってことをあらかじめ自分に許しちゃうの。

そしてダメがな自分が出てきても「おっ来たな?」という感じで責めない。

できるだけ抵抗はしたほうがいいかもしれないけども、その後が重要なの。

あらかじめダメな自分が出てくることを想定していた場合は、

その後すぐにいつものダイエット生活に戻れる。

また毎日淡々と体に良いものを食べて、ダイエットを続けられる。

 

でも、ダメな自分を想定してなかったら過剰に反応しちゃうよね。

「あ~~~~ダメだ! もういいや!」

ってその後もその後悔に引きずられて次の日も「もう昨日食べちゃったから今日もパスタ食べたって同じだし」と、リバウンド街道まっしぐら。

 

この心理的振れ幅をできるだけ少なくすること、

メンタルを安定させることが、長期的ダイエットに絶対必要なこと。

 

あれ、これってさ、投資でよく言われることにも似てる気がする。

短期で利益を出そうと思っていると、毎日チャートを見て

今日は上がってるかな、下がってるかな、と気になってしょうがない。

どんなに鋼のメンタルを持っていてもつらい。

 

だけど長期投資をはじめから見据えている人は、

多少株価が下がったところで動じない。

下がることを想定に入れているから。長い目で見ているから。

 

ダイエットも同じで、長期的に考えたら、体重が上がったり下がったりするのは当たり前のこと。グラフで見た場合、上がったり下がったりしながら緩やかに下がっていけばいい。

 

人生長いんだからさ。

多少食べすぎたって死にやしないよ。

食べすぎてしまったことは忘れて、またコツコツと頑張ればいのよ。

コツコツ、淡々と、が一番難しくて一番大事なんだよね。