禁恋の会回復プログラムの最中
別れて1か月。元カレの誕生日が迫ってきた。
何をするわけでもないけど、なんだかソワソワ・ざわざわしてしまう。別れた瞬間から「あーすっきりした!」という気持ちでいて後悔など1㎜もすることはないし、今後も復縁したいなどと思うことは絶対にないけども、そういった感情とは別に湧き上がってくるのは「あの時のように誰かに大切にされたい」「好きな相手が私のことを好きということを感じたい」という思い。元彼への執着ということではなく、楽しい思い出の数々が幻想をつくるのだ。そしてそんな麻薬物質に負けて連絡をとってしまったり、「あれ、まだ好きなのかな」と勘違いしてしまったりする人が多いことと思う。
先日、年上のお姉さん的存在の人に、いや~実は最近別れましてね、と軽く言ったら「そっか、かっこいいね。良い別れだったね」と言ってもらえた。「良い別れ」というのがとても印象的だった。
「別れてよかったね」と言ってくれる人はたくさんいる。でもその枕詞として「(別れは残念なことだけど)良かったね」という意味だった。でも別れを根底から肯定してくれる人がいたことにすごくありがたく思った。別れは悪じゃない。
別れて1か月。このまま一生連絡などこないでほしいと思っている。もし麻薬物質がドバドバと分泌していて「寂しい」幻覚を見ている最中だったら、多分電話に出てしまう。でもそれって未来を考えたらなんの意味もない。
この禁断症状から抜け出すにはあとどれくらい辛抱が必要なのだろうか。自分が女々しすぎてうんざりする。