橋本病でも痩せた
橋本病=太りやすいというのは一番ショックだし気になるところだと思う。
昔接客業をしていた際に仲良くなったお客様から「実は私橋本病で」という話を聞いて、そのお客様は実際すごく太っていた。多分160㎝くらいで90kg以上あったと思う。
そしてそのお客様も「橋本病って太ってしまうの」ということを言っていた。「えー最悪な病気じゃないか!絶対なりたくない」とその時は自分がなるとも思っていなかった。
そして自分がいざなってみて思ったこと。
あれ?そんなに劇的に太らないな?
確かにむくむし言動が遅くなってしまい、自分がもったりした感じというか、テキパキできなくなってしまうというのは感じた。でも、それと太るというのは別の話でもある。
私の場合、なぜブクブクと20kgも太ったかと改めて考えてみると、「橋本病だから」という免罪符のせい。太ってしまったな~と思ったときに以前の私だったら例えば夕飯を軽くするとか運動するとか、体重を落とす努力をしていた。しかし橋本病と診断されてからは、体重が増えても「橋本病だしな~しょうがないかな」という気持ちがどこかにあってダイエットを頑張ろうという気持ちになれなかったということがすごく大きい気がする。
自分ではそんなに意識していなかったとしても、「自分は橋本病である」という暗示(実際そうなのだけど)が自分に与える影響は計り知れないものなのだと改めて感じる。
今回はその思い込みを取っ払った。「どうせ」を完全にやめた。自分を信じてまずは3か月やってみた。そしたらできた。
橋本病にも程度の差があると思うので、やっぱりどんなにがんばっても痩せない人もいるかもしれないけども、「絶対痩せない」ではなくて「痩せにくい」なのだと思う。
私が3か月で10kg痩せたことが、誰かの「やってみようかな」のきっかけになることを願って。